津軽のお話

津軽の親父 奮闘記
(つがるのおど ふんとうき)
 

てさて、3月とは言えまだまだ寒い津軽。

おかちゃに言われて津軽の親父、今日はせっせと雪片づけです。
あんまり一生懸命、けんど端(道路の際)
まできれだに(綺麗いに)雪片付けしてらっきゃ、腰を痛め病院へ行く事になりました。

病院で知った顔を見つけて、つい世間話で大盛り上り・・・。

 受付に呼ばれても気が付かない!何度も呼ばれてやっとこさ、

 

『なだなわだな』


・・・まんづ、まいねっきゃ~ (-_-;)

 
 

  

 

 

院から帰ってきて数日・・・

石油高騰で石油ストーブをやめた家の父っちゃ。

リンゴ畑から剪定したリンゴの枝を集めてきて薪ストーブを焚いています。

ストーブにまめに薪、くべながら汗かいで

 

『わいあへずかしじゃ』

づがいで (疲れて) 一休み。

 
 

 

 

んな中、元気な中学生達は早速、雪がとけた校庭でランニング・・・

なんとっ!半袖姿の男子もいます。

 

それを見ていた、通りがかりのばさま、(ハンチャにカイロでまがなってます)

 

『わいは

 

わげものなんぼきつな~』

 

おけしな~(転ばないでね)   !(^^)!  

 

 
 

 

 

月!!!それは待ちに待った春。入学・就職と春の行事が満載ですね。

               

津軽でも春を迎えて近所のおかちゃ、親父達が久しぶりの井戸端会議で近況報告。

 

そこで、隣のかっちゃが一言

 

『えのおんじ

 

かみさきいぐだ』

                           ♪ べご飼うだ ♪

 
 

 

 

は、鉄道・駅で万歳したもの。今はバスターミナルでお別れ。発車の合図もなく、少し寂しい風景になったとしみじみ。

 

それ聞いだもう一人のかっちゃ、

 「ふじゃまねがった、家のよでこも就職決まって一安心!」

 

じさま、よでこさ、

 『みっちどかがれ』

と喋ってたど~ 

 

 
 

 

 

れ聞いていた隣の親父、そういえば来月から東京さ住むことになったよでっこ(末っ子)の部屋、雑誌だのマンガだのまとめるのに大騒ぎで、

 

おがさま(お母さん)紐片手に、

 

『ぎっちどからがけへ』

 

って、 おがさまのほうが一生懸命だべさ(笑)

 

 
 

 

 

っこ盛り上がってワイワイしていたら、大っきいランドセル背負ったピカピカの一年生が「いってきま~す」と家族に見守られ、元気に登校。

 

それを見ていた隣のじさまが一言

 

『なのえのめご こだな』

 

 

「んだ~」と嬉しそうに答えた隣のばさま、目、細~ぐして見送っていた。

 

 
 

 

 

 したばて
心配性のさしねえ(うるさい)家のばさま、横から

 

『さしへだな』

と言って追いかけて行った。

  

「おめの孫でね~べよ!」

言っても聞こえない・・・